緊張する自己紹介 イヤな汗をかかないコツ

春は新しい出会いが多い季節。新しい部署、転職、プレゼンなど仕事やプライベートで挨拶する場面が増える季節でもあります。「初対面の相手だと緊張しちゃう」という人は多いですよね。
自己紹介を上手にキメるには、実は、事前の汗対策が有効なことも。それは、緊張によるイヤな汗を自覚することで、さらに緊張が高まることもあるからです。そこで、緊張しないで自己紹介するために、イヤな汗をかかない3つのコツを紹介します。

1.意識し過ぎない&自信を持たない
せっかく自己紹介や挨拶を考えて出かけたのに、緊張してうまくいかなかった。皆さんもそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
今度こそ緊張しないようにしよう。そう気合を入れてしまう人もいます。でも「絶対に子犬のことだけはイメージしないでください」と言われると、子犬を頭に浮かべてしまうように、「緊張しないぞ!」と意識し過ぎるのは逆効果。むしろ緊張することを前提に、準備をする方をオススメします。
そしてプレゼンに、どうしても自信を持てない。そんなあなたは、無理に自信を持とうとしなくてもいいと考えましょう。
心理学者のダニングとクルーガーは「能力のない人ほど自信があり、実力を持つ人ほど自らの能力を疑う」という研究結果を報告しています。 

 

2.人柄が伝わるエピソードで場の空気をほぐし印象もUP
気持ちだけで解決できない場合、スグに取り組める方法としてオススメなのは、自己紹介に「人柄の温かさが伝わるエピソード」を加えること。印象形成に関する研究で有名なアッシュは「温かさ」が印象を形成する時のカギになることを報告しています。
温かさを感じてもらうというのは、実はそう難しくありません。例えば、自分のおじいちゃんやおばあちゃんの話、犬や猫などペットの話など、ちょっとしたエピソードを加えるだけでもいいのです。
自分のことについて打ち明ける「自己開示」は、相手にも自己開示をさせやすくする効果があります。それによって、場の空気もほぐしてくれるし、自分の印象アップにもなるのでオススメです。
印象が良い人と、なかなか自分の良さを表現できない人。当然、両者には差がつきますが、皆さんその差を軽んじてはいませんか?
「この人なら仕事をまかせられそう」「仲良くなれそう」など、感覚的なことが人の判断に影響を与えることは多くの研究者が報告しています。入社してから定年後まで40年働くと仮定して試算してみたところ、その差はなんと2000万円以上! 実力は当然大切ですが、印象アップも決してないがしろにはできません。

 

3.緊張によるイヤな汗対策
「あ~、これから挨拶かぁ」と思っていると、着くまでの間にワキに汗をかいてベタベタ になってしまうこともありますよね?人は、運動をしたときや暑いときだけでなく、緊張することによっても汗をかきます。
この緊張汗は、体温調節のための汗とは違ってドっと出てくる特徴があります。緊張汗をかいていることを感じると、アガっていることを自覚して、さらにドギマギしてしまう……。そんな緊張スパイラルに陥らないためにも、事前のチョイ足し対策を!
女性は特に明るい色や薄い素材の服も増える春に、ワキの汗ジミが気になると思います。そんなときは、ワキに直接塗りこむ制汗効果の高い制汗剤やワキ用のパットを使ってみましょう。安心感が生まれるだけでなく、勝負服も大事にできて一石二鳥です。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/452087/

 

紹介した3つのコツは、どれもスグにできるものばかり!
春のスタートダッシュに繋げていきます。