6 見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する

操作するのが人間である以上、人間が分かりやすい手順書を作るべきです。

見間違いやすい文字を使った手順書なら、見間違いによるヒューマンエラーが発生して当然です。

 

たとえば「l」と「1」です。

前者はアルファベットの「l(エル)」であり、後者は数字の「1(いち)」です。

ぱっと見れば、そっくりな文字に見えますね。

人間にはそっくりな文字でも、コンピューターにはまったく別の文字として認識し、処理をします。

続いて「O」「0」「D」です。

 

さて、正確に見分けることができるでしょうか。

はじめのアルファベットは「O(オー)」。

次は数字の「0(ゼロ)」。

最後は、アルファベットの「D(ディー)」です。

特に「O(オー)」と「0(ゼロ)」を見分けるのは、難しいことです。

見間違いより、完全にどちらか分かりません。

最後に「,」「.」です。

前者は「,(カンマ)」。

後者は「.(ピリオド)」です。

少し距離を置いて、見てみましょう。

もはや、同じ点にしか見えなくなります。

 

さて、ここからが本題です。

見間違いやすい数字や記号の対策は、どうすればいいのでしょうか。

主な対策は、次の2つです。

使用しない
ふりがなをつける
どちらがベターかといえば、やはり(1)の「使用しない」というのがベストです。

見間違いやすい記号や文字を使わなければ、見間違えることはありません。

 

しかし、仕事の状況に応じて、使用しなければいけない場合もあるでしょう。

そうしたときには(2)の「ふりがなをつける」という方法で、間違いを防止すればいいのです。

「O(オー)」や「0(ゼロ)」のように、文字の後にふりがなをつければ、見間違いを防げます。

まとめ
ヒューマンエラーを防ぐ方法 その6
見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。

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ちょっとした一手間でミスが防げる。