5 思わぬアクシデントで、ワイシャツが汚れたときの対処方法。

外出中、思わぬアクシデントで、ワイシャツが汚れることがあります。

暗い色のワイシャツなら目立ちにくいのですが、明るい色のワイシャツの場合、やはり色が目立ちます。

すぐ洗濯やクリーニングに出したいところですが、外出中では難しい。

こんなとき、応急処置を覚えておくと、緊急時に役立ちます。

ジュース・コーヒー・しょうゆなどは、水溶性のしみです。

水溶性のしみは、布に染み込む速度が速いのが特徴です。

そのため、素早く処置することがポイントです。

まず、しみが付いた布の下に、タオルを敷きます。

次に、固く絞った布を上から軽く押さえて、水分を吸収させていきましょう。

いずれも、水分の吸収力の高い布が適切です。

ポリエステルやアクリルでは吸収力が弱いため、適切ではありません。

こすると、摩擦によって生地を傷めるため、軽く押さえて対処します。

何度か押さえていると、だんだん水分が吸い取られ、しみが薄くなっていくはずです。

マヨネーズ・バター・口紅など、油を含むしみの場合、水溶性より少々やっかいです。

幸い、油は布に染み込む速度が遅いため、乾いたタオルで拭き取ります。

全体をこすって拭き取ると、かえって布の奥に浸透させます。

汚れが付いた部分だけピンポイントで拭き取ると、うまく取れるでしょう。

少し生地をこすることになりますが、できるだけ最小限に抑える努力をして、拭き取ります。

もう少し入念に落としたければ、自宅に戻った後、乾いたタオルを敷きます。

ベンジンを含ませたタオルや歯ブラシなどで、叩きながら落としていきます。

最後に、水で絞ったタオルで再び叩き、自然乾燥させます。

さて、いずれの方法も、完全にしみを落とす方法ではなく、あくまで応急処置です。

完全にしみを落とすなら、洗濯やクリーニングが確実です。

時間が経てば経つほど色素が沈着して、取れるしみも取れなくなります。

「簡単な対処だけではうまく取れないだろう」と思えば、早めに洗濯やクリーニングをおすすめします。

https://happylifestyle.com/15597

早めに対処する。