26ベルトを通す穴が痛みやすい人にありがちな、ある状況。

毎日スーツを手入れしていると、必ず取り外しするのが、ベルト。

スラックスを身につけるときは、ベルトを締め、スラックス用のハンガーに吊すときは、ベルトを外す。

普通の状況なら、ベルトの取り外しが、1日に1回は必ずあります。

 

さて、注目したいのは、ベルトを外すときです。

「ベルトを通す穴は、なぜか痛みやすい」
そう思ったことはありませんか。

その原因は、ベルトを外すときに問題があるのかもしれません。

ベルトを外す瞬間を思い出してください。

仕事で帰宅して、スラックス用のハンガーにスラックスを吊します。

仕事でへとへとに疲れているため、ベルトを乱暴に外しやすいのです。

よくあるのが、勢いよく引っ張ってベルトを外す行為です。

少しでも早く休みたいため、ベルトを外すとき、引っ張る勢いが強く乱暴になりがちです。

これがよくない。

一瞬であっても、ベルトと布の部分に強い摩擦が生まれ、ベルトを通す穴を傷めるのです。

心当たりがある人も多いのではないでしょうか。

心身共に疲れきっているかもしれませんが、スラックスの寿命に関わる大切な瞬間です。

もう一踏ん張り頑張って、丁寧なベルトの外し方を心がけましょう。

勢いはつけず、ゆっくり引きます。

さっと引っ張るのではなく、するする引くイメージです。

これを心がけるだけで、ベルトを通す穴の消耗は、ずいぶん改善されるはずです。

まとめ
スーツを長持ちさせるお手入れ その26
仕事で疲れていても、丁寧なベルトの外し方を心がける。

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丁寧に扱う。