【どうして祝日?】山の日ってこんな日!

2017年の休日は少なかった。
2017年は祝日が土曜日に重なってしまい、実質的になくなってしまうケースが多いためだ。

カレンダーを見てみると、2月11日の建国記念日、4月29日の昭和の日、9月23日の秋分の日、12月23日の天皇誕生日の4日間が土曜日に当たっている。土曜日に重なるこの4日の分だけ、2017年は休みが減ってしまう形になる。

祝日が日曜日に当たった場合は、月曜日が振替休日になる。それなら、祝日が土曜日に当たった場合はなぜ振替休日にならないのか。土曜日も休みではないか!と言いたくなるだろう。

だが日本の法律では、休日と定義されているのは日曜日だけなのだ。そのため、「国民の祝日に関する法律祝日法)の規定を見ても、「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い『国民の祝日』でない日を休日とする」と定められており、残念ながら祝日が土曜日に重なった場合、月曜日に振替休日にはならない。

■新しい祝日「山の日」がスタート

「山の日」は8月11日。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というのが趣旨で、お盆休みにつけて連休にすることもできる。2017年の8月11日は幸い金曜日のため、祝日になっている。

なお、国民の祝日が増えるのは、1996年に設けられた「海の日」以来20年ぶり。

2016年に比べれば依然として休日は少ないが、山の日の登場により活況となりそうだ。

 

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