外出時の花粉症対策とは?

花粉症にとって花粉の飛散時期の外出は最も気をつけたいポイント。特に花粉の飛散がピークとなる春先などは、目に見えることのない小さな花粉の粒子が大量に空気中に浮遊しているのです。ここでは特に気をつけたい外出時の花粉症対策についてお話します。

花粉の飛散が増える日の外出は避ける
花粉の飛散に特に注意しなければいけない気候は、

晴れ
曇り
雨の日の翌日
気温は高く湿度が低い
強風の日
など。雨の日は花粉の飛散はほとんどありません。しかし、気をつけたいのは雨が降った日の翌日。この様な日は、雨の日に飛散しなかった2日分の花粉が一気に飛ぶとされているので特に注意が必要です。また一般的に花粉の飛散が多い時間帯は、午後1~3時頃。反面、早朝や夜間は少ないとされます。花粉の飛散量が増えると考えられる日や時間帯は外出を避けるなど、外出の時期を考慮する必要があります。

■帰宅時の対策
【花粉を振り払う】
屋内の花粉の約8割以上は、屋外で衣類についたものが持ち込まれたものとされます。屋内に花粉を持ち込むのを避けるためにも、外出から帰宅したら室内に入る前に衣類についた花粉を一旦振り払うと良いでしょう。手で払うよりもブラシなどを使うのが理想的です。また、帰宅後はすぐに着替える事をおすすめします。

【うがいやシャワー】
帰宅したらうがいや洗顔、シャワー、入浴などで、体に付いた花粉をすっきり落としましょう。

■外出時の服装のポイント
室内の花粉はそのほとんどが外出時に衣類に付着したもの。この様な状態を防ぐためにも、外出の際は、なるべく花粉がつきにくい服装を心がけましょう。比較的花粉の付着が少ないとされるのは、ナイロンやポリエステル製の衣類。反して花粉が付きやすいとされるのはウール製のものなど。また表面が粗めのものよりつるっとしたスムースな生地のものを選んだ方が良いでしょう。

■メイクや髪型
髪の毛もまた花粉がつきやすい場所です。髪はなるべくひとまとめに結んだりアップにする事をおすすめします。女性の場合はメイクにも花粉が付きやすくなります。帰宅したらすぐに洗顔をして花粉を落としましょう。

 

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