どうしてしめ飾りをする必要があるの?

しめ飾りは、しめ縄に願いを込めて縁起物の飾りをつけたのが始まりと言われています。

神社のしめ縄のように、自分の家も神様を迎えるのにふさわしい場所だという事を示すためのものでもあり、または、天照大神の話になぞらえて、一度家の中に入った神様が外へ出て行かないようにするためのものだとも言われています。

さらに、しめ飾りに使われる飾りにはそれぞれ意味があり、

橙は「代々繁栄しますように」
裏白は「裏表のない清らかな心で一年を過ごせますように」
ゆずり葉は「子孫が途絶えないように」
昆布は「喜ぶ(よころぶ)」
を表していると言われています。

 

しめ飾りを飾る場所は、神社と同じ理由で神様が宿るとされる場所や、神様に留まっていて欲しいと思う場所に飾ります。

例えば神棚は神様を祀るための場所ですから、そこにしめ飾りを飾るのは当然の事ですし、神様が入ってきやすいように玄関先に飾るのもとても多いでしょう。

また、神様は水場に宿るとされているので台所やトイレなどの水回りや、厄除けの意味を込めて自家用車やバイクに飾る方も増えています。

 

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