準備万端 資料も用意して、練習もして挑んだプレゼン!出来はどうであれ、とにかく「終わりよければ全てよし!」といいますが、話を終えた後の、最後の挨拶がおそろかになってしまう事が多いようです。 最初のあいさつはアイスブレイクとして、さらにはスピーチに入る前フリとしてキッチリ押さえる方がほとんどです。それに対して最後のあいさつがあまりにもおざなりにされてしまっています。話し終わった時に、「考えていたことの半分も言えなかった」「準備したとおりに話せなかった」などという気持ちでいっぱいになってしまって、最後の挨拶ど

準備万端 資料も用意して、練習もして挑んだプレゼン!出来はどうであれ、とにかく「終わりよければ全てよし!」といいますが、話を終えた後の、最後の挨拶がおそろかになってしまう事が多いようです。
最初のあいさつはアイスブレイクとして、さらにはスピーチに入る前フリとしてキッチリ押さえる方がほとんどです。それに対して最後のあいさつがあまりにもおざなりにされてしまっています。話し終わった時に、「考えていたことの半分も言えなかった」「準備したとおりに話せなかった」などという気持ちでいっぱいになってしまって、最後の挨拶どころではなくなってしまうのでしょう。
しかし、それまで目の前であなたの話を熱心に聞いてくれた人たちの事を忘れてはいけません。皆、忙しい時間をどうにかやりくりして集まってくれたのです。まずは、その方に対して「ありがとうございました」あるいは「よろしくお願いいたします」といったあいさつ言葉が欲しいものです。

●最後のあいさつの大切さ
「最後のあいさつ」は、体操に例えると、フィニッッシュを決める着地に当たります。たとえ着地のほかは満点の内容であっても、着地を失敗してしまえば、得点は大幅に減点されてしまいます。
このことをスピーチに応用してしてみると、最後のあいさつを欠いたスピーチは、どんなにその内容が良くても聞き手の反応が寂しいものになってしまいます。小さくばらついた拍手しか返って来ないでしょう。
これに対して、最後のあいさつでしっかりしめくくったスピーチは、大きな拍手がもらえるのです。最後のあいさつが終わった後、「ああ終わったな」と聞き手が拍手しやすいタイミングを振ることができるのです。

 

●ありがちだけどコレは最悪!
「うまくはなせなかったのですが…」
「わかりにくくて申し訳ないのですが…」
「つたない話で申し訳ありません」
「十分、ご理解いただけたかわかりませんが…」

これは全て悪い例です。
ついつい言ってしまいがちなあいさつですが、共通しているのは否定的な言葉が含まれているということ。
謙虚な日本の文化として、控えめであることは美徳とされています。しかし、いきすぎた謙虚さは卑屈な印象を与えます。
あなたの話に少なからず共感し、感動した聞き手としては「この程度の人の話に感動してしまった事実」に舌打ちすらするかもしれません。聞き手のためにも、あなたは最低限の威厳は保たなければいけないのです。
話し終えた後、「ありがとうございました~」とあいさつしながらその場を
離れる人も多いようです。最後のあいさつをキッチリ終えてから、壇上を離れるようにしましょう。
最後のあいさつをするときは、背筋を伸ばして全員の方を向いて、しっかりとした声で締めくくることが肝心です。そのためには「間」をとって、一呼吸置いてからプラスの言葉で締めくくります。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/291885/2/

 

「終わりよければ全てよし!」こうしてしっかり最後を閉めましょう。