相手の印象に残る! 自分の売り込み術

「なかなか自分のことをわかってもらえない……」そんな悩みを持つ方は多いですね。自分のことを人にわかってもらえることは難しいもの。面談などで、短い時間に自分を売り込むとき、どのように伝えたら理解してもらえるのか、考えてしまいますね。しかし、黙っていても駄目です! そこで今回は、自分を売り込む、上手な伝え方をご紹介します。

●どんな印象を持たれたいですかビジネスシーンでも、プライベートでも「自分を印象づけたい」というとき、あなたはどんな自分を伝えたいのでしょうか? まず、ここをしっかりと自分で決めないといけません。「ただ、なんとなく……」だと、相手にもなんとなくしか伝わりません。
「うまく伝わらない……」という原因は、「自分は、○○な人だ、と思われたい」という、あなた自身が伝えたい印象をしっかりと持っていないことです。

たとえば……
・ 責任感が強い
・ とても努力家
・ リーダーシップがある
・ とても思いやりがある
・ 向上心がある

具体的だと……
・ マーケティングができる
・ 商品開発ができる
・ 営業がうまい
・ 仕事が速い

などなど、自分を売り込むポイントがあります。
まず「どんな自分を相手に伝えるか」を決めましょう。それを、しっかりと意識しなければ、相手にはわかってもらえません。

 

●結論だけ言っても、伝わらない
自分の売り込むポイントがわかったら、次は伝え方です。よくやってしまうのが、「私は、とても努力家です」と言ってしまうこと。何回も「私は、とても努力家です」とだけ、繰り返しても、相手には本当の意味では伝わっていません。
「一生懸命、努力家と言っているから、そうなのかもしれないな~」とは、感じてくれるでしょうが、相手の気持ちを動かして「あ~この人は本当に努力家なんだな~」と心から思ってもらえません。相手がそう感じてくれてはじめて、あなたの伝えたいことが伝わるのです。説得するのではなく、納得してもらうことが重要なポイントです。

 

●結論を導き出したエピソードを語る
もし、「自分が努力家だ」ということを相手に伝えたいときは、「努力家」ということが伝わる、象徴的なエピソードを話します。たとえば、あなたの経験から人よりも努力していると感じるような場面を切り取って、そこを語ります。あなたがどんなときに、どんな場面でそう感じたのでしょうか?
同じように、「リーダーシップを取れる人だ」とわかってもらいたかったら、その結論にたどり着くきっかけになったエピソードを話します。過去のどんな場面で、あなたは「自分はリーダーシップをとるのがうまい」と感じたのでしょうか?

たとえば、
・ 私は、とても責任感が強いです。

と言うのではなく……

・ 仕事を頼まれたら、締め切りを確認してなるべく早く済ませています。たまに仕事が立て込んでしまうこともありますが、なんとか間に合わせます。途中で投げ出すとか、中途半端にしてしまうのが嫌いなんです。
と、話を引き合いに出して「責任感がある」のエピソードを語ります。その方が、ずっと相手の印象に残ります。なぜなら、人から言われてではなく、その人自身が自分「責任があるんだ」と感じたからです。相手の腹に落ちるような話をすることで、伝えたいことを納得してもらえます。

 

●もちろん第一印象も大事
自分をしっかりと印象づけるには、言葉だけではなく全体の雰囲気も大切なポイントです。言葉の前に相手の印象に残るものですから。どのように自分を魅せたいかと考え、服装や姿勢、表情など外見から伝わるものにも意識を向けておきましょう。
自分の売りを探す……それは、親しい人からの意見なども参考になります。自分で気付いていないところを見つけることが出来たり、売りを確認できたりします。自分って結構いけるかも! そんな風に思うはずです。

 

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どんどん自分を売り込んでいきます。