【どうして祝日?】「こどもの日」になった由来とは?

今はこどもの日は5月5日ですが、決める際に桃の節句の3月3日や新学期が始まる4月1日も候補になっていたようです。
しかし、国会に「子供の日を祝日とする請願」が寄せられた際、5月5日を希望するものが多かったのが、理由とされているそうです。

恐らく以前から祝われていた端午の節句である5月5日が人気だったのだと思われます。

なぜ「子供の日」じゃなくて、「こどもの日」なのか?
「こどもの日」は、「子供の日」と記載されず、「こども日」と書かれます。

なぜ、ひらがなが使われるのでしょうか?

どうもこのような経緯があったからのようです。

昔から7歳までは子供たちは神様の預かりものとされていました。

神仏に「お供え物」をすると言いますが、「そなえ(供え)」という意味の常用漢字の「供」を使用し、子どもを「子供」と表記していたようです。

しかし、「供」という漢字は「大人の手下」という感じがする!という意見が一部から言われるようになったため、これまで使われてきた「子供」をやめ、ひらがな表記にしたそうです。
また、子供にも読めるようにひらがなにしたとも言われています。

しかし、現在、「子ども」は正式な文書では「子供」と表記されています。
実は2013年6月下旬に文部科学省は、公の文書(公文書)では、子どもの表記を「子供」とすることにしました。

それには、
「子供は熟語です。熟字訓というもので、いわば当て字です。コドモという音は万葉のむかしからあります。(中略)江戸時代にコドモに、子供という字をあてたようだ。子供は当て字で二字熟語です。子ども、こ供とは書けない」
という主張があるようです。
でも、一般的には「こども」も「子ども」も「子供」も使われているようです。
きちんと決まっているのは公文書での書き方のようです。

 

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