防衛省や自衛隊って何をしているの?

昭和20年に第二次世界大戦が終わり、昭和25年に警察の力を補う目的で「警察予備隊 」がつくられました。その後、独立した日本の防衛のしくみを整えるために、「警察予備隊」と「海上警備隊」を合わせて、昭和27年に「保安庁」になり、昭和29年に「防衛庁」となりました。(平成19年1月9日に防衛庁から防衛省になりました。)
それ以来、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的として、陸上・海上・航空各自衛隊をとりしきり、そのための事務を行うことなどを任務としてきました。

現在 、わが国は国際的に重要な役割を果たすまでに発展しましたが、それができた理由の一つには、戦後60年以上にわたって、わが国の平和と安全が保たれてきたということがあります。
防衛省は、防衛力を適切な大きさに整えることと、アメリカとの協力関係(日米安保体制)をかたく守り、その信頼を高めることで、わが国の安全を保つために、絶え間ない努力を続けています。

また、冷戦が終わってから今日まで、わが国を取り巻ま く安全保障環境が大きく変わって、大量破壊兵器等の拡散や大規模テロリズムの問題など、わが国の防衛にとって、新たな課題が生まれました。
防衛省自衛隊には、こうした新たな課題にも的確に対処していくことが期待されています。

 

http://www.mod.go.jp/j/kids/understand/history.html