プレゼンで3分間話す為に必要な文字数とは?

プレゼンで最も大切なことは「相手に理解してもらう、伝えること」。

しかし、プレゼンには“制限時間”があるため、限られた時間内で相手に伝えなければならない。

もし「3分」というプレゼン時間を与えられた場合、どれくらいの文字数が適切なのだろうか?

今回は「3分」のプレゼンに最適な文字数やプレゼンの仕方について解説したい。

 

●3分間のプレゼンスピーチは長くもなく、短くもない

まず、3分間のプレゼンではどれぐらいの文字数が妥当なのかを考えてみよう。そもそも、「3分間は短すぎる」「3分間でも長い……」などと3分間という時間に対しての感覚は人によって異なる。プロボクサーは3分間の1ラウンドにおいてさまざまな戦略をもって臨む。

彼らにとって、3分間とは長いようで短い時間なのだ。

つまり、プレゼンスピーチでも、3分間という制限時間は決して長くもなく、短くもないということになる。

 

●1分間のプレゼンスピーチで話せる文字数は「300字程度」

3分間のプレゼンに適切な文字数を算出するにあたって、まずは1分間で話せる文字数を押さえておきたい。

話のプロであるアナウンサーは1分間に「350文字程度」を話すといわれている。

アナウンサーの数字を元に1分間に話せる文字数を考えると、人前で話すことが得意な人でない限り「1分間あたり300文字程度」が適切であるといえるのだ。

 

●3分間のプレゼンスピーチは「900文字程度」

先ほどの「1分間あたり300文字程度」が適切である、という話から3分間のプレゼンスピーチに適切な文字数を算出すると「900文字程度」となる。

しかし、プレゼンやスピーチの本番では練習時よりもゆっくり話して、後半は駆け足になってしまう……ということもあるだろう。「900文字」という文字数を参考に、自分の話すスピードや話し方の癖に合わせてプレゼン資料や原稿などを作成してほしい。

 

●3分間のプレゼンスピーチの基本「原稿を見続けない」

3分間のプレゼンスピーチでは、大前提として「原稿を見続けないこと」を意識しよう。

これはプレゼンスピーチにおける“基本中の基本”である。原稿を見てプレゼンを行うと姿勢が悪くなり、声が小さくなって自信がないように見えてしまうのだ。

そうならないためにも、3分で話せる原稿に整理した後はプレゼン内容をよく確認しておこう。

丸暗記をする必要はないが、おおよその内容が把握できていれば、聴衆者の顔見ながら堂々と話ができるようになるはずだ。

 

http://u-note.me/note/47488937

 

短いようで長い、長いようで短い「3分間」というプレゼン時間。プレゼンを任されたら早めに事前準備を始めて、本番で最高の3分間を聴き手に提供できるようになっておきます。