歓迎される!着任挨拶メール

異動発令が出て、新しい部署に着任したら、これからお世話になる社外の方へきちんと挨拶をします。正式には上司や前任者と客先を訪問し、紹介してもらうのがベスト。ただしスピードを優先し、先に挨拶メールを送る企業も増えてきました。
ここでは、メール1通で人柄とデキる印象を伝えられる極意を紹介します。

 

●第一印象は賢く、感じよく
着任の挨拶メールは第一印象を左右します。ポイントは、賢く・感じよく。では、文例をご覧ください。

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件名:着任のご挨拶

株式会社△△
〇〇様

はじめてご連絡いたします。
さわやか物産 総務部 鈴木一郎と申します。

先日、前任の江川からご連絡しましたとおり、今後は私が業務を引き継ぐことになりました。
よろしくお願いいたします。

僭越ながら簡単に自己紹介させてください。
新卒で入社し5年間、営業部にてメーカーのお客様を担当してまいりました。
おかげさまで新規開拓においても実績を残すことができました。

総務の仕事は初めてで至らないこともあるかと存じますが、
一日も早くお役に立てるよう努めます。

できるだけご迷惑をおかけしないよう、
しばらくは弊社岩崎がフォローに入りますのでご了承くださいませ。

早速ですが、○月末までに 岩崎とご挨拶に伺いたく存じます。
恐れ入りますが、ご都合のよい日時の候補を2~3つ返信くだされば幸いです。

○○様とお仕事ができますことを楽しみにしております。
前任の江川同様、ご指導くださいますようお願いいたします。

メールで失礼ながら、まずはご挨拶申しあげます。

さわやか物産株式会社
総務部
鈴木一郎
TEL:03-XXXX-XXXX

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①文面には自信と謙虚さ
続いて、文例のポイントです。
まず、これまでの経歴や実績については、自信をもって書きましょう。一方、これからのことは謙虚に。とはいえ、やる気を伝えます。
【過去】
○ 新規開拓においても実績を残すことができました。
× 営業部員として、とくに強みはありませんでした。

【未来】
○ 一日も早くお役に立てるよう努めます。
△ 私に100%お任せください!!

②上司や指導役を登場させる
さらに、「上司や指導役がフォローします」と知らせるのもグッドアイデアです。
とくに新卒や転職したばかり、部門外異動ですと、新しい仕事に慣れるまで誰だって時間がかかります。
「この人で大丈夫?」と取引先やお客様を不安にさせないために、最悪「前任者の方がよかった」なんて言わせないために、万全の体制を整えましょう。
異動すると仕事も人間関係も一転し、しばらく慣れない日々が続きます。でも、第一印象をよくすることで、「ようこそ」「こちらこそよろしく」とあなたを歓迎する人たちが増えていきます。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/445065/

 

ぜひ賢く、感じのよいメールを送ってみてください。