好印象を与える営業お礼状には3つのSがある

営業マンは、お礼状の大切さはわかっていてもなかなか続けられません。なんと言っても継続が大切。お礼状で押さえるべきポイントについて3つの「S」を使ってお話します。

●SPEED~素早く
これは基本中の基本。なぜってお礼状の目的を考えれば明白です。 目的は、あなたの印象を良くするための「相手への感謝の表現」。ですから、時間が経ってしまったら、「感謝したことを思い出した=忘れていた」と相手には映ってしまいます。
「書かなければいけない」というタスクを抱え続けることは、人間にとっては負担になります。それに実際、お礼が言いたい気持ちが発生したとき(訪問や成約直後)の方が感謝バロメーターが高いですから、圧倒的に言葉がスムーズに出てくるはずです。お礼状は生ものと考え、腐らないうちに発送してしまいましょう。 しかし、ずっと書こうと書こうと思っていても、ついつい時間が経ってしまう。これがほとんどの方の本音ですよね。 ただし、お礼状を書き続けることによって、優秀な成績を誇る営業マンがいらっしゃるのも事実です。
印象に残るというのは、言い換えれば思い出してもらいやすいということですから、営業マンにとっては大事なこと。ニーズが沸き次第、ご連絡いただける可能性が高くなりますから、商談のチャンスが広がるといえるでしょう。見習いたいものですね。

 

●SIMPLE~簡単に仕上げられるもの
簡単に仕上げる最大のメリットは、なんと言ってもあなたにとって負担が少ないことです。そのためには、以下の2つをルール化してしまいましょう。

お礼状に必要なものをセットにし、身近なところに置いておく(携帯しておく)
文章は短く書く

筆まめな方はみな、デスクの手が届きやすいところに「筆まめセット」を用意しているか携帯しています。
できる営業マンの方もきっと「筆まめセット」として、葉書、ペン、住所録等を携帯されていて、隙間時間、つまり待ち時間などにさらさらと書かれているのだと思います。短く書くためのテクニックとして、私が知る筆まめ社長は絵葉書を使われています。理由は明白。絵葉書だと、必然的に記入スペースが少ないので短文でも違和感がありませんよね。

 

●SENSE~気の利いたもの
しかし、いくら短くても、ありきたりの文章の羅列ではあまりにも味気ない。できたら気の利いた台詞を書きたいものです。
コメント力に自信のない方は、絵葉書自体に凝るのはでどうでしょうか。 凝った葉書(?)として、本物のスルメが葉書になった「するめーる」なんてものもあります。絵葉書だとコストがかかるというのであれば、自筆でそれなりのものを作るという方法もあります。「絵」ではありませんが、大きく感謝の言葉を書いたものを葉書にコピーして利用します。多少余白を作り、一言だけコメントを記入すればよいのです。

 

お礼状をの書き方のコツを「SPEED」「SIMPLE」「SENSE」の3つの観点でご案内しました。お礼状を書くことはもちろん大切です。皆さんに是非続けてもらいたいと思います。しかし、営業マンたるもの、自分の仕事を通してお礼状をいただけるような「感謝される仕事」を積み重ね、「感謝の言葉」を集めていきたいものですね。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/313379/4/

 

今日からマメ子になります。