ダメリーマンとデキリーマンのスーツ姿、3つの違い

●あなたはダメリーマン? デキリーマン? 第一印象アップの秘訣とは

世の中には仕事もできるし、プライベートも充実していて楽しそうな人っていますよね。両方うまくいっている人には、共通点があります。
まず、彼らは第一印象で得をしています。
アメリカの心理学者・メラビアン博士が唱える「メラビアンの法則」によれば、人の印象は出会って6秒で決まり、 視覚情報(見た目など)が55%を占めているというものです。そしてそこで悪い印象を与えてしまうと、それを覆すのに4時間かかると言われます。
つまり、最初の6秒で『この人、良いな』と思わせれば、かなり優勢。視覚情報の中でどう切り離せないのが、ファッションです。だって、ファッションは外見の8割を占めるんですから。
このように伝えると、「洋服選びにはセンスが必要だから無理」「自分はファッションセンスがない」「生まれつきファッションセンスがある人はいいけど……」なんて考えている人もいるでしょう。
しかし、今からファッションデザイナーになれと言っているわけではないのですから、好印象を与えるくらいのファッションセンスなんて、努力次第でいくらでも磨くことができます。
ファッションダサダサの男性が洋服選びのセンスの良い奥さんと結婚したことで、ガラリと変わることなんてよくあることですよね。今からセンスを磨けばいいだけ。むしろ、ただセンスのいい服に着替えればいいだけなのです!
先ほどお伝えした通り、一番印象を与えやすいのはファッションです。ビジネスマンの場合、例外なくスーツの着こなしで印象が決まります。
男性のスーツ姿は、20%増しといいますが、20%増しどころか100%増しというくらい印象が変わります。これは仕事の場でも、プライベートの場でも同じこと。一番最初に会った時が勝負ですから当然のことです。

 

●1.ジャストサイズのスーツを選んでいますか?

スーツで勤務しているサラリーマンの皆さんは、まずはスーツ選びが好印象をつかむ勝負どころだと自覚しましょう。スーツは男の制服です。第一印象を200%にみせるか? 50%に下げるのか? それはあなた次第です。
ガイドの娘が高校性のとき、丸の内を車で移動していたら、颯爽と歩く30~40代のサラリーマンを見て「わぁ、あのサラリーマンかっこいい~!」と騒いでいました。女子高生でさえ、20歳も上の男性を遠目で瞬時に見て「モテリーマンかどうか」を判断するということ。スーツ姿は全女性にとって『いい男の判断定規』になるのです。
まず、サイズが体にぴったりサイズかどうか? 特にジャケットの肩がサイズ感があっていなくて、肩が落ちていてブカブカしていませんか? それ、おじさんどころか、おじいさん臭く見えます。
逆に、中年太りした狸みたいなポッコリお腹でジャケットのボタンが留まらない。これもカッコよくないですね。しかもパンツは、おなかが苦しいからって、昭和のお父さんみたいにハイウエストになっていませんか? ポッコリお腹の上にベルトがのっかっちゃって……もうダメリーマン間違いなし!
さらに、パンツの丈はあっていますか? 最近は短め丈のパンツが流行していますが、それはあくまでカジュアルファッションの話。スーツなのにツンツルテンで、まるでマイケルジャクソンのスリラーみたいなパンツ丈の方をよく見かけますが、ハッキリいっておかしいです。

 

●2.ペラペラのツルシの安物&余りものスーツを着ていませんか?

前述のサイズ選びにも関連しますが、みなさんはどこでスーツを買っていますか? どうせ、『1年も着倒せばボロボロになるんだし、仕事の服なんてなんでもいいや』なんて、なんとな~くツルシの余ったサイズなんかを買っていませんか? とはいえ、べらぼうに高いブランド品でなくても良いのです。サイズが合ったものを小綺麗に着ていることが重要です。なにより、女性の皆さんが気にするのが「清潔感」なのですから。
最近はお手ごろ価格でも、体にぴったりに作ってくれる仕立て屋さんもたくさんあります。一度、体にぴったりのものを作ってみるとよいでしょう。セミオーダーやパターンオーダーでしたら料金も抑えられますし、初回価格はさらにお手ごろになっているお店も多いですよ。デザインや生地をきちんと選び、体に合わせて、ジャケットのウエストを細く裁断したり、パンツの幅も細く裁断してくれます。
オーダーしたスーツは、体にフィットし、体形カバー効果もあり、着心地も良好ですから、自然と姿勢までシャキッとして毎朝の気分もあがり、お値段以上に良いものに見えますよ。
また、きちんと買ったものは大事に扱うようになりますので、パンツのプレスが消えたままはいていたり、脱いだスーツを家でポン!と置くような粗末に扱うこともなくなります。自分のサイズを知るという意味でも、とても大事なことです。

 

●3.シャツとネクタイの印象アップ効果を侮ってはいけません!

どんなに素敵なスーツを着ていたとしても、合わせるシャツやネクタイが致命的であれば、これまたNGです。逆に言えば、シンプルなスーツは、シャツとネクタイでガラッとイメージを変えることが可能です。
ビジネスで着用するときは、自己主張しない落ち着いた紺色などのブルーベース。仕事が終わってから女性とデートをするときなどは、ビジネスとは違った色目や柄を合わせるとよいでしょう。
また、ポケットチーフを合わせるとさらにおしゃれになります。ネクタイの結び目も太くしたり細くしたり結ぶ位置を変えるのもおしゃれ度が上がります。ネクタイは無造作に何も考えずに作業として結ぶのではなく、その日の見せたいイメージやTPOに合わせて結びましょう。
またシャツは、洗っているうちに生地が縮むことが多いので、あらかじめ買う時に縮み分を計算して買っておくと、よいでしょう。
ワイシャツもサイズがあっていないとだらしなく見えます。男性は自分はいつもMサイズだから、と試着もせずに服を選ぶ人が多いですが、ワイシャツは「首回り」が自分にフィットしたものを選ぶと印象が格段にアップします。
また、第一ボタンをはずしてネクタイを締めている人がいますがだらしなく見えるので絶対にやめましょう。襟の高さで相手に与える印象も様々ですから、シャツ選びも侮れません。
これは根本的なことですが、襟元や袖元が汚れていては相手に与える印象が「フケツ」にみえます。毎日変えるのはもちろん、キレイに洗ってビシッとアイロンがかかったものを着るのは鉄則です。商談の時に汚れた袖口が見えたら売れるものも売れない……てことにもなりかねません。仕事だけでなく初デートやお見合いも第一印象が大事ですから、汚い襟や袖口が目えた瞬間、次はないと思ってください。
デキリーマンになる見た目の法則は以上です。 今回は、ダメリーマンかデキリーマンのスーツの違いについてお話ししました。
人に与える印象はとても大事です。ビジネスマンなら一番最初に会った時、もしかしたら印象を名刺の裏に書かれているかもしれません。冴えないスーツを着ているダメリーマンなら話を聞く前に「だらしなさそう、仕事ができなそう」と書かれて交渉不成立なんてこともあり得ます。
ガイドは結婚相談所を経営していますが、お見合いに出向く男性のファッションは、それはそれは厳重に注意しています。服がダサすぎて、お見合いの返事はNOってことはよくあること。婚活やお見合いは、1時間1本勝負ですから、デキリーマンに見えるコーディネート1セットを持っているだけでグッと交際OKに近づくわけですから簡単ですよね。

「中身を見てほしい」と人任せにする前に、まずは自分で自分の外見を変える第一歩を踏み出してみてくださいね。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/470777/


人は見た目が10割っていいますもんね♪