ひなまつりはなぜ3月3日?

奈良時代の日本は唐(中国)からたくさんの事を吸収します。唐(中国)では上巳
は3月の最初の巳の日を意味し、その日は良くない日、縁起の悪い日となる事から
川等の水で身を洗い流し清める風習と「曲水の宴(きょくすいのえん)」が行われ
ていました。

「曲水の宴(きょくすいのえん)」は流水に盃を流し、自分の前を通り過ぎない間
に詩を作り読む華やかな遊びになります。

3月3日の上巳節句はの身を清める行事が日本に伝わった時には、穢れを落とす日と
「曲水の宴(きょくすいのえん)」が伝わるのですが、同じ日に行われることはな
く3月の月の行事として別の日に行われます。

江戸時代、徳川幕府五節句式日、祝日にしその中に3月3日があり「雛祭」とし
ました。徳川家では式服で「雛祭」を行っていました。

この祝日は国民全ての祝日ではなく、町民や庶民一般の人達は普通に過ごしていた
と言う事です。やがて町民や庶民にも浸透していくのですが最初は3月3日とは決ま
っておらず、明治時代頃3月3日に行うようになります。

五節句は中国から伝わり、中国では奇数の月日の重なりはめでたい、縁起のいい日
とし決められています。

http://kininaruarekore.com/archives/547.html

 

歴史を知ることも、また学びですね。