26クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなる。

多くの人と人とが集まっている社内では、コミュニケーションは欠かせません。

言葉遣いには、敬語・謙譲語・丁寧語などがあります。

コミュニケーションがあってこそ、たくさんの人が団結して、質の高い仕事ができるようになります。

 

しかし、人をつなぐコミュニケーションには、もう1つ、忘れてならない言葉があります。

 

「クッション言葉」です。

 

クッション言葉とは、言葉と言葉の間に挟んで、発言の衝撃を和らげるものです。

クッション言葉を使えるようになってこそ、仕事のできる社会人です。

 

たとえば、忙しい人にいきなり自分の用件を伝えるのは、上手なコミュニケーションではありません。

突然自分の用件をいきなり伝えても「自分の都合しか考えていない人」と思われます。

むっとされてしまい、用件も聞いてもらえなくなります。

そういうときにこそ、クッション言葉です。

「お忙しいところ恐れ入ります」
「今、ちょっとよろしいですか」
相手の状況を察する言葉を入れるのです。

相手の状況に配慮した一言があると、相手は話を聞く準備ができ、気前よく話を聞いてくれます。

多種多様な人がたくさんいる職場だからこそ、コミュニケーションをスムーズにするために欠かせません。

クッション言葉が一言あるかないかによって、受ける印象はまったく変わります。

「失礼ですが」
「恐れ入りますが」
「お手数をおかけしますが」
「もし、よろしければ」
「申し上げにくいのですが」
「気分を害されたら申し訳ないのですが」
「今、気づいたのですが」
こうした一言があると「少し話を聞こうではないか」と思うものです。

クッション言葉で、言いにくい一言が、言いやすくなるのです。

相手をいたわる言葉があるだけで、コミュニケーションはスムーズになるのです。

まとめ
社内ビジネスマナーの基本 その26
クッション言葉を言ってから、用件を伝える。

https://happylifestyle.com/4352

クッション言葉で印象が変わります。