13 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。

未使用の名刺だから、きれいであるとは限りません。

名刺入れに入れている名刺でも、何らかの事情で、しわや汚れが目立つ場合があります。

 

たとえば、経年劣化による変色です。

一切触らなくても、何年も放置しておけば、自然と色が変わることがあります。

また、名刺入れに出し入れするとき、名刺の角が折れて、しわができることもあるでしょう。

何かの拍子で、指の汚れが名刺に付着することもあるはずです。

雨や湿気の影響で、よれることもあります。

たとえ未使用の名刺でも、しみやしわが目立てば、新品に取り換えるのが適切です。

名刺とは、いわば、自分の分身です。

しみやしわの付いた名刺を渡すのは、寝癖でだらしない顔を見せるのと同じです。

「名刺代がもったいない」という気持ちもあるかもしれませんが、もっと心配することがあるはずです。

汚れた名刺を渡すことで、第一印象とビジネスチャンスの損失のほうが、はるかにもったいないことです。

第一印象にかかわる重要な部分ですから、完全にきれいな名刺を渡すのがマナーです。

まとめ
名刺交換のマナー その13
未使用の名刺でも、しみやしわが目立てば、新品に取り換える。

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名刺は顔です。