花見の団子って??
花見につきものの、おいしい食べ物やお酒…。
グループでのお花見にはもちろんのこと、美しいものを見るとともに食欲も満たされたい、それがシアワセと思うのは私だけではないハズ。
いわゆる「花より団子」派ですね。
「花より団子」ということわざは、「風流より実利のほうをとる」ことという意味です。花の観賞という抽象的な行為よりも、団子という実質を選ぶ行動をからかっているのですが、腹も満たされて気分がよくなるなら相乗効果抜群ですよね!
花より団子の「団子」とは、花見団子といわれ、桜色、白、緑の3色の団子をひとつづつ串にさしたものです。三色団子ともいわれますね。花見のシーズン以外にもよく見るかもしれません。
この3色の串刺し団子は、江戸時代より続く、花見のお供として定番の茶菓子です。団子といえば、月見のときに供える月見団子。白のみでピラミッド上に積み重ねたものです。花見団子は、対照的に華やかで、見た目にも春のウキウキ感が感じられます。
この3色には意味があります。
桜色(薄い赤色)は、そのまま桜の色。春の息吹を意味します。
白色は、雪。冬の名残を意味します。
緑色は、ヨモギ。夏への予兆を意味しているのです。