頼られる!上手な部下との付き合い方

●部下の話を目線を合わせて聞く
部下が一生懸命に話しているのに、あなたはパソコンの画面を見ながら返事をしていませんか? 部下はそんなあなたの態度を見て「真剣に聞いてくれない」「私は無視されているのか」と感じるかもしれません。部下の話はきちんと最後まで目線を合わせて聞くことが肝心です。作業中の手を止めて正対するとなお善しです。

●人前で叱責しない
人前では叱らないようにしましょう。人前で叱ると、部下は面子をつぶされたと感じてしまいます。また、叱るのは行為を叱るのであって、決して人格を否定するような叱り方をしてはいけません。なお、ミスをはっきり指摘しつつも、「ここをこうしたら、もっとよかったのではないか」など具体的に指摘して改善を提案するスタイルが望ましいですね。

●誉める時は人前で誉める
人間は何歳になっても誉めてもらえば嬉しいもの。プラスの言葉をたくさんかけてあげることで、後輩たちのやる気はグングン出てきます。ポイントは具体的に誉めることと、タイミングよく誉めることです。

●やる気を引き出す「プラスの依頼」をする
仕事を依頼する際は、「言ったことをすればよいだけだ」といったような高圧的な言い方をすると、部下は萎縮して態度を硬化させ反発するかもしれません。それより「こうした方がよい」「こんなやり方もある」といった具合に、してほしいことを示すのがよいでしょう。たとえば「今回の企画では失敗は許されないぞ」と言うかわりに「今度の企画は成功させよう」と言い換えるだけで、部下はやる気を出します。

●部下との摩擦を恐れない
部下とソリが合わない場合、摩擦を避けて通ろうとしてひたすら波風を立てないようにするタイプ、部下の意見をすべて受け入れて仕事を進めようとするタイプ、一方的に命令するだけになるタイプなどがあります。部下と上手に付き合うにはむやみに摩擦を避けようとせずむしろ好機と考え、部下と話し合いをして双方が納得のいく解決策を探るべき。

●部下に考えるきっかけを求める質問をする
自分から聞き出す努力をせずに、「部下が何も報告してこない」と嘆いていても仕方ありません。むしろ部下に報告・相談のきっかけを与えるように。ポイントは部下が「はい」「いいえ」で答えられる質問をするのではなく、考えて報告や意見を言えるような質問をすること。たとえば「例の件はどんな進捗で、どういう問題点があるのか?」と質問をすれば、部下は考えて答えざるを得ません。

●あえて自分から報告・相談する
たとえば「昨日の会議でこんなことが決まった」と報告し、「どうしたらいいと思う?」と気軽に相談すれば、部下は自分が上司に信頼されていると感じるでしょう。

https://allabout.co.jp/gm/gc/297591/5/

頼られる先輩でいたい。
人格、成果大事ですね。