マナー違反にしないビジネスでのエコバック

不景気が続く昨今、今までは会社の宣伝として使っていた使い捨ての手提袋を、廃止する会社も出てきました。また、従来通り置いてはあっても、有料化する会社もあります。加えて、エコ推進の意識が加速されてきたことにより、資料などを入れるＡ４封筒や手提げ袋であっても、好き勝手な使い捨てはしにくくなってきています。そこで、今回はビジネスで使えるエコバックについてお話ししましょう。

●ビジネスシーンでもエコバックを使いたい

○訪問先で資料や本、書類などを思っていた以上に渡された時
資料を汚す事も出来ないし、そのために紙袋を買うのも悔しい。そんな時にエコバックは重宝します。サッとビジネスバックからエコバックを出せば、危機管理ができている人という印象を与えます。
　　　
○残業はできない！！　でも、仕事が終わらない！！　という時
書類を持って帰って自宅でやろう！！　そんな時にも便利です。会社の書類を紛失しては一大事。意外と紙袋は置き忘れやすいのですが、エコバックだと置き忘れる率が低くなります。
　　　
○制服がある会社で、洗濯のために制服を自宅へ持ち帰る時
汚れた制服を入れても目立ちません。制服を洗って持っていく時も袋を使わないので、自宅で紙袋が不足していても大丈夫。

○お中元やお歳暮の時期に、会社で頂いた品物を社員に分配することになった時
頂くのは嬉しいけど、会社で紙袋までは用意してくれません。それが賞味期限の短い食べ物だったら、翌日持って帰るというのも不安です。

○仕事帰りにスーパーマーケットに寄りたいと思った時
まだ電車に乗るのに、急に野菜などを買いたくなった時でも、透けて中味が見えてしまうビニール袋を提げて帰らずに済むという利点があります。

●マナー違反にならない、ビジネスシーンで使うエコバック
○バリエーションの多いエコバック
小さく丸めてビジネスバックの片隅にしまえるものから、ベネトンが作ったタオル地でカラフルなものまで、多種多様に販売されています。今年、日本科学未来館でも年始来館記念のプレゼント品をロハスクラブのMy Designエコバッグにしたところ、行列ができるほどの人気だったとのこと。

エコバックの種類をまとめると
◆型　　レジ袋型/トート型/カーゴ型/ボックス型　
◆素材　コットン厚地・薄地/ビニール地/タオル地/不織布/防水加工
◆値段　100円～5000円超
などがあります。
この他にも、100円ショップでも販売されています。

○持ち物は、人の印象を左右する
人はとかく、その人の持っている物や着ている物を見て、人となりを見ます。つまり、持っている物や着ている物で、あなたの考え方や意識を判断するのです。後で、マイナスになるようなうわさになって悔しい思いをしないためにも、ビジネスシーンで使うときは、無難なものを選びましょう。そして、プライベート用は飛びっきり可愛い物を選んで、きっぱり意識を切り替えてみませんか。ビジネスではキリッと、そして、シャキッとしている方が、仕事が出来る人という印象があります。

○ビジネスでも使えるエコバック
あくまでビジネスの場で使うという意識を、忘れないようにしましょう。突然お客様の前で出すことも、無きにしも非ず。その様な時にギョッとされたり、考え方を疑われたりしないような選び方をすることが得策です。可愛いイメージよりもシックな落ち着いたイメージのものを選びましょう。エコバックだけが目立ち、レジャームードが漂ってしまっては、せっかくの好印象が仇になります。

○オススメの色や柄は・・・
ビジネスウエアに合うものを選びましょう。無難なナチュラルカラーで絵柄のないものか、柄の小さいものを選びましょう。大きな水玉模様（ドット）より小さな水玉模様（ドット）を。２色以上使っている時も、反対色（赤と青、オレンジと緑、黄色と紫など）の組み合わせは人目を引き流動的な配色なので、同系色（色相が同じで、明度と彩度が違う色、つまり同じ色で濃淡をつける）で決めると良いでしょう。着ている洋服やハンドバックと、反対色になるエコバックは目立ってしまいます。同系色でもビビットカラー（鮮やかな原色）は目立ちますので避けましょう。

○使いやすい大きさや形は？
トートバック型が書類を入れるのに便利です。また、ビジネスで使う場合は、Ａ４サイズの封筒や書類を折らずに入れられる袋でなければ、用を足せないといっても過言ではありません。小さいもので可愛いバックはありますが、ビジネスではＡ４サイズが入る大きさの袋を選びましょう。

○携帯に便利なエコバックとは？
小型にたためる軽い素材のものが断然お勧めです。持ち歩いていて楽ですよね。バック自体に重量があると、女性は持ち歩く時に負担を感じてしまいます。また、内ポケット付が案外と使い勝手が良いようです。

https://allabout.co.jp/gm/gc/291846/3/

自然体で気負いなく、さらりと芯のある生き方をしている人は、誰からも憧れの的です。さあ、一緒に楽しくエコをしながら、キャリアを積んでいきましょう。