正しいビジネスバックの選び方①【男性編】
●ビジネスバッグは自立する物を選ぼう
自立する物でないと床に置いた時パタッと倒れてしまいます。
名刺を渡すときにも気を使ってしまいますよね。
ビシッと床に立ってくれる鞄であればその心配がないうえ、型崩れもしないため長く使えます。
それに自立するという事は「マチ」があるという事。内容量も多く入れられます。
また自立しているビジネスマンであれば自立するバッグを持つべき、なんて言われ方をする事も。
デキる男としてはまず押さえたいポイントですね。
●どう使うのかイメージしよう
PCを入れるのか、書類だけなのか、外回りなのか、内勤なのか、
などで選ぶべきバッグの形が大きく変わってきます。
・移動手段は?
車移動が中心であればバッグの重さは大きく問題ではありませんが、軽いに越したことはありませんよね。
ちなみに1kg以内が軽量バッグの目安と考えておきましょう。
電車移動が中心なら床に置いても汚れにくい底鋲(そこびょう)付き、自転車通勤や、よく歩く方には肩掛けもできる3WAYタイプがオススメです。
・万能なファスナータイプがオススメ
ファスナー付きバッグは、雨から中を守ってくれるのでおすすめです。
ですがファスナーの閉まりはしっかり確認しておきましょう。口が開いているタイプだと中が乱れていた際に相手に不快な印象を与えかねません。
ファスナーがうっかり書類に噛んだりした場合にファスナーの目(噛合わせ部の金具)が小さいと、目が飛んで故障の原因になることもあるので、大きめの目のタイプがオススメです。
●素材感を意識しよう
ビジネスバッグの主な素材は、ナイロン、合皮、革の3種類に分類されます。
扱いやすさやメンテナンス性といった素材ごとの長所・短所は、実は表裏一体だったりもします。素材の特性を把握することで、バッグ選びがよりスムーズになりますよ。
・ナイロン
【メリット】 ビジネスバッグの主流となっているナイロン素材はサイズ・種類が豊富です。軽量かつ高撥水素材やPC対応、多ポケットなど機能性が高いのも嬉しいですね。
手入れもしやすく、汚れたとしても薄めた中性洗剤を含ませた布で汚れた箇所を軽くたたけばOKです。
【デメリット】 軽く扱いやすい素材ゆえ、型崩れしやすいのが難点。また、撥水加工であっても、完全防水ではないので雨の日など長時間水に濡れていると浸透してしまいます。丈夫な素材だからといって、その性能を過信しすぎると失敗してしまいます
・合皮
【メリット】 本革に比べれば比較的安価。本革との違いとしては違い水に強く、雨の日でも安心です。
手入れも簡単で水拭きだけでOK。カラーバリエーションが豊富で柔らかいデザインが多いので、黒のオーソドックスなバッグに飽きた人にもオススメですよ。
【デメリット】 経年劣化が早く、長期使用には向いていません。使用頻度にもよりますがおよそ2年~3年で素材が劣化してしまう事が多いです。
・本革
【メリット】 使いこむほどに味わいが出てくるのが魅力の本革。こだわりをもって長く愛用したいという人向きです。お手入れをすればするほど長持ちします。
理想は週に1回、クリーナーや栄養クリームを使ったケアをしてあげましょう。
本革のバッグは雰囲気も抜群なので、デキるビジネスマンの雰囲気をしっかりサポートしてくれます。
【デメリット】 本体が重く、中の荷物も多いとかなりの総重量になってしまいます。
また、オールレザーは高価格帯のものが多く、こまめなお手入れも必須。
水に弱い点もデメリットですが、革専用防水スプレーで対応しましょう。
●バックの種類
【ビジネスバックのスタンダード ブリーフケース】
ビジネス用の書類を入れるためのバッグです。
機能性・利便性が高まりサイズ・形態も多様化してビジネスシーンで最もよく見かけるのがブリーフケース(書類鞄)と言えます。本来は革の手提げタイプですが最近の主流は肩掛けショルダー付きの2WAY。ナイロン製でPC対応のものも増えてきています。近年では従来よりマチ幅の狭い、ナイロン製の薄マチブリーフも登場しています。
【ビジネスシーンでも堅すぎない印象 ソフトブリーフケース】
丸みを帯びた柔らかいデザイン、ややカジュアルな印象のソフトブリーフ。一般的なブリーフケースのように角がスクエアではなく、丸みを帯びているのが特徴です。ナイロン、合皮、本革問わずランナップがあるアイテムです
【収納力重視 多ポケットタイプ】
収納力を重視する方向けのタイプ。
ポケットがいっぱいあるので出張などにも便利です。
『32ポケット』『28ポケット』などバッグの内外に多数のポケットが配置され収納力が高い多ポケットタイプはPCやA4ファイル、スマホ、ペットボトル、折り畳傘などさまざまな物ポケットに場所に収まります。ACアダプターや、コード類を持ち歩くPCヘビーユーザーにとっても頼もしい味方です。
【3WAYタイプ】
手持ち・ショルダー・リュックとして、3通りの使い方ができる3WAYバッグ。普段はブリーフケースとして使用し、内蔵されているベルトを使えばリュックにもショルダーバックにも変身してくれます。
【重要書類の持ち運びに アタッシュケース】
金属製や革張りタイプが主流のアタッシェケース。
特徴としては比較的薄めで角型のビジネス用書類鞄、かっちりとしたフォルムです。革製や「ゼロハリバートン」に代表されるシルバーのジュラルミン製(アルミニウム合金)が一般的。堅牢で機密性が高く、鍵付きタイプも多く見られます。
【ビジネスシーンでも大人気 トートバック】
近年ビジネスシーンで人気が出てきているトートタイプ。本来はカジュアルなファッションに使うものですが、従来の帆布製以外に、革製やナイロン製など、仕事で使えるトートバッグが登場して来てから人気が高まっています。シックな色やレザーアイテムを選べば、十分ビジネスに対応可能です。ナイロン製ではPC専用の仕切り付きタイプが登場するなど、機能面でも年々ビジネスシーンに対応できるよう進化しています。
【根強い人気 ダレスバック】
山型の独特のフォルムで根強いファンに支持されているダレスバッグ。実はこれ、戦後に来日したアメリカのダレス特使が持っていたことから名づけられた、日本独自の名称なんです。海外では医師が使うことも多いタイプで、別名「ドクターズバッグ」とも言われています。そういえば海外ドラマとかでよく見かけますね。堅牢で容量の多いビジネス用の書類鞄で、中央の口金を外すとがま口状に広く開き、開けた瞬間に中身がひと目でわかるのも特徴です。
https://fashion-basics.com/buisines-bag-brand-2674
シーンに合わせて選ぶの大事ですね。