コミュニケーションの基本
お互いの理解を邪魔する「3つのつもり」というものがあります。
いわゆる「わかったつもり」「伝えたつもり」「聞いたつもり」は禁物です。
人間関係が悪くなる原因のほとんどは、コミュニケーション不足。
「誤解は原則・理解は偶然」という言葉の通り、考えや意見は必ずしも意図通りに伝わ
らないと言う事を意識しましょう。
☆コミュニケーションを拒む5つの障害
1.話し方、表現方法が悪い
自分は理解できていても、他人に話す時は筋道を立ててわかりやすく、要点を整理して話しましょう。
「伝えたい事は3つあります。まず一つ目は、。。。。二つ目は。。。。最後に。。。。です。」など、話す順序や段取りもわかりやすく工夫しましょう。
2.固定観念や先入観がある
固定観念にとらわれると話す内容が偏ることも。
自分の意見や感情に左右されず、事実にもとづいて正確に話しましょう。
また、相手が内容をわかっている場合でも、「アレ」「コレ」という指示語は、ビジネス上は、なるべく避けましょう。思わぬミスのもとです。
3.自分が関心のあることは、相手も同じだと思いこむ
相手もその話題に関心がある、知っているはずという思い込みは、説明不足の原因になります。
特に仕事の話は、相手に知識があるか、理解しているか確認が必要です。
4.知らないうちに好き嫌いの感情が入る
個人的な感情が入り込むと、それが無意識に態度や話し方にでてしまうもの。
誰に対しても同じように接するように心がけましょう。器量の大きさや人柄もビジネスにおいても大切です。
5.相手の外見や態度で受け取り方を変える
外見や態度にとらわれず、話の内容そのものによく耳を傾け、要点を客観的に受け取るようにしましょう。