電話マナーの基本
携帯電話の普及によって1人1台電話を持つ時代になりました。
ビジネスでもプライベートでも日常生活で24時間常に個人から個人にアクセスできるのです。
そのため、マラーやモラルも多く問われるようになりました。
わざわざ電話をかけなくてもメールで用件を伝える、
また電話で長話をする事からチャット会話を楽しむ人に移行していく流れになってきています。
そのような時でも親しき中にも礼儀ありですし、
もちろんビジネスの面では電話応対ひとつで
これからの企業同士のあり方も変わっていくようになってきています。
また恋人同士や家族や友人知人でも電話のかけかたでより一層絆が深まったり、
楽しい時間を過ごせたりもするものです。
電話で会話するという事自体が変化している今、
マナーやモラルはより一層大切になり、電話検定や電話応対講師の派遣業務なども盛んです。
電話応対マナーは1度覚えてしまえば身につきやすいと言われています。
基本をおさえて相手様に好印象を持ってもらうかけ方、話し方を是非覚えてください。
電話マナーの基本
ビジネスやバイトの電話の場合は必ずメモを用意しておいてください。
これは基本中の基本です。
もし、メモやペンが見当たらない場合は、パソコンやタブレットのメモを開くなどの
工夫が必要です。
先方から書き留めておいたほうがいい用件を言われてから準備するのは
基本がなってないと思われてしまっても仕方がありません。
かかってきた場合は3コール以内にとる
4回も5回もコールを鳴らしっぱなしでは失礼に当たります。
また、長く鳴らしてしまった場合は
『お待たせいたしました』と受けるようにしましょう。
自分が先に名乗る
これをいまだにできていない企業が多いので驚くことがあります。
『〇〇さんでしょうか?』といきなり質問してはいけません。
まずは『▽▽の〇〇と申します、お世話になっております』
と自分が名乗ってから用件を話し始めましょう。
姿勢が大切
自分の声を録音して試してみると良いのですが
・座ったままの声
・立っているときの声
・歩きながらの声
・寝てる時の声
これは全部違いますし相手にも解ってしまいます。
もし、外出先で電話を受けてしまった時は
『今外出先ですので、聞き取り辛いかもしれません』
など一言添えたほうがいいでしょう。
また、急いでいない時は歩みを止めて会話したほうがいいです。
人間はどうしても歩きながらだと
注意力が散漫になってしまって電話の内容が頭に入らなくなることがあります。
これは相手にも伝わる事なのでできれば立ち止まって会話をしましょう。
電話は一般的な用事だと2分以内に終わることが多いと統計に出ています。
2分歩みを止めてしっかりと相手と会話するのも
電話のマナーとして覚えておいてください。
終わりの挨拶を丁寧に
電話での用件が終わると、気が緩むからか
さっさと切りたくなるのですが
終わりの挨拶をきちんとすることも大切な電話のマナーです。
『それでは失礼いたします』
『お電話ありがとうございます』
などが一般的な挨拶です。
ちょっとした気配りで相手に好印象をもってもらえるので
しっかりと身に付けて活用してください