日本と海外のビジネスマナーの違い30選⑫

日本企業でも、グローバル化を目指して外国人採用が積極的に行われたり、大手企業などでは社内の公用語の英語化を進めたりと言った取り組みが増えています。
そのため普段、直接外国人と触れ合う仕事をしていなくても、これからは社内外を問わず外国人とのやり取りが発生することも十分考えられます。

しかし海外の方と取引をする上で異なるのは英語や中国語と言った言語だけでなく、ビジネスのやり方にも異なる点が多くみられます。
もちろん、国が違えば仕事に関する様々な部分で取り組みや捉え方に異なる点があることは当然ですが、中には日本人には理解しがたい海外のビジネスの風習や不文律などもあります。
そこで、今回は海外と日本では異なるビジネスマナーを30個ほどご紹介します。
主に、関わりが多いと思われるアメリカとの違いを挙げ、その他の国で特徴的なことがあれば記載していきます。


ボディランゲージが異なる場合がある

言葉が異なる場合、ボディランゲージによる意思の伝達は便利です。
しかし、国が違うとあるボディランゲージが異なる意味を持つ場合があります。
日本では会議や打ち合わせなどの話し合いの時に無意識に腕を組む人がいますが、これは海外のビジネスマンの前ではNGです。
「敵対の意思表示」と見なされる場合があり、ビジネスマナーとしてあまり良いものとされていません。
海外企業のビジネスマンとの商談の際には、腕組みをしないように心がける必要があるでしょう。

また、日本人が誰かを呼ぶ時に行う、手のひらを下にして「おいで、おいで」と手招きをするジェスチャーはアメリカでは「あっちへ行け」の意味になりますし、
「いいね!」の感情を伝えるために親指を立てたり、人差し指と親指で◯を作ったりすることがありますが、これは国によっては強い侮辱の意味を表すことがあります。
海外のビジネスマンと接する時は、迂闊なジェスチャーは危険であると心しておくべきでしょう。


http://business-textbooks.com/businessmanner-difference/


軽率な行動はまずいですね。思い込みを外した行動が重要になりそうです。