相性改善強化シリーズ 第一印象の決め手

初対面で相手に興味を持ってもらい、恋愛に発展する関係を築くには……? 第一印象で相手に悪い印象を与えない、というのは、それほど難しいことではありません。ある程度の常識を心得ていて、その時よっぽど機嫌が悪いという人でない限り、多少の気遣いをすれば誰でもできることではないでしょうか。ただし、それだけで恋愛に発展させられるかといえば、難しいもの。「悪くもないけど良くもない」、つまり印象の薄い人になってしまうからです。

気に入った相手に、「相性が良さそう」だとか「もっとこの人のことが知りたい」などと、興味を持ってもらうためには、もう一歩踏み込んだ戦術も必要です。今回は、第一印象で「相性が良さそうだ」と思ってもらい、恋愛に発展させやすい関係の第一歩を築くためのテクニックをご紹介しましょう。

 

●第一印象で相性がいいと思われるためには?

出会いと言えば、合コンや友達の紹介、異業種交流会や結婚式の二次会パーティーなど、さまざまなシチュエーションがあると思います。が、まずは相手と話す機会を持たなければ先へは進みません。その時、どんな場合にも言われている基本的なことが、「笑顔」と「目を見て話す」ということです。しかし、この「目を見て話す」という姿勢は、男女の場合、多少加減することも一つのテクニックです。

たとえば男性は女性のミステリアスな雰囲気に惹かれやすく、最初からあまりにも開けっぴろげな性格の女性には興味を持たない、という傾向があります。ですので、過去の恋愛話など、ちょっと照れくさい話をする時は、大まかな話は目線を外しながらするのがポイント。けれども、「これからはこんな恋愛がしたいと思ってる」などの主張をする時は、真っ直ぐ相手の目を見つめて話してみましょう。

すると、目線を外すことで恥じらいを、目線を合わすことで静かなアピールを、相手に伝えることができます。そうしたメリハリをつけることで、「この人は今までにどんな恋愛をしてきたのかな、どんな人なのかな」と思わせ、相手に興味を持ってもらうための、女性としての奥深さを表現することができます。

また、男女関係なく、人は自分の感性や感覚、考え方に共感してくれる人には、親近感を持つものです。当サイトでは、2006年6月19日から29日までの10日間、あなたの一票 ※現在停止中(過去の投票結果)において「恋人と意見が相違した場合、『相性が悪いなぁ』と思うのは次のうちどれ?」というアンケートを実施いたしました。

その結果、1番投票が多かったのが「人の好き嫌い」で45%。2番目が「食べ物の好き嫌い」で24%、3番目は「映画や本の感想」で21%、4番目が「ファッションセンス」で10%となりました。ですから、好きな著名人、よく行くレストラン、お気に入りの映画や本などの話題を振って、そこから共通点を見出すということは、相手に「相性がいい」と思わせるのに有効な手段かと思われます。

とは言え、うっかり初対面で意見が衝突してしまったり、悪い印象を与えてしまうことはあるものです。

 

●悪い第一印象を挽回する、相性改善術

①マイナスに大きく振れた振り子は、その反動でプラスにも大きく振れる
上記の見出しは、私自身がある方との初対面の場で、ちょっとした悪い印象を持ってしまい、私自身も悪い印象を与えるような言動をしてしまった時のこと。後になって相手に悪気がなかったことに気づき、フォローをした際、相手の方に言われた言葉です。

何気なく言った一言が、人の心の地雷を踏む、つまり触れて欲しくない部分に触れてしまうことって、ありますよね。すると、「無神経な人だ」、「私の何がわかると言うの」という気持ちになって、その結果「感じが悪い」、「相性が悪い」と思ってしまいがちです。

ところが、よくよく考えてみたり、話し合ってみると、誤解ということも多いもの。もしも、自分が相手に悪い印象を与えてしまったかも、と思ったときは、素直に自分から歩み寄ってみてはいかがでしょう。「こう言われて、こう思ったから、あの時はこう言ってしまったのだけど……」と。すると、その素直な姿勢に相手も驚き、第一印象の悪いイメージが一気に払拭されることがあります。

嫌い嫌いも好きのうち、と申しますが、それと言うのも、マイナスの感情に大きく振れた振り子は、反動でプラスにも大きく振れるから、なのではないでしょうか。

 

②初対面で接したシチュエーションと違った舞台をお膳立てする
これは合コンで気になる人と知り合い、自分の第一印象で失敗してしまったという友人の話です。彼女は姉御肌で、同性の間では皆の面倒を見たり、その場を仕切ったりしがちなタイプ。でも実際は、内面的に非常に女の子らしく、好きな男性には頼ったり甘えたり、素直な一面も持っています。

ところが、その合コンは彼女の職場の後輩が幹事で誘われたということもあり、ついついリーダーシップを発揮してしまい、後輩に辛口でツッこむようなトークもしてしまったそうです。すると、いざお気に入りの男性と二人で話をする時になって、「○○さんって怖いね……」と、言われてしまったとか。

しかし、彼女はそれくらいのことではへこたれません。「大勢でいる時と2人でいる時の私は、別人だよ」と言って、なんとか2人で食事に行くというデートに誘い出すことができました。

元々彼女は、自分をリードしてくれる男性が好み。自然にデートは男性が主導権を握ることになったとか。彼女は自然体で彼に接し、そのデートの最後には「最初は絡みづらい人だと思ったけど、本当は随分女の子っぽいんだね」と、彼が彼女をからかうまでになったとか。人によって好みはそれぞれですが、この場合は「普段は強がっているけど、俺の前では素直で可愛い女なんだぜ」と男性に優越感を抱かせることができたことで成功した一例です。

こうしたギャップは、後に大きなインパクトを与えるようです。悪い第一印象を与えてしまったとしても、諦める必要はありません。初対面とは違った、自分のウリをアピールできる状況で会えるようにセッティングし、一発逆転を図ることで恋愛に発展することもあるのです。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/223615/2/

 

ビジネスも恋愛も同じですね。