お年始とお年賀はどう違うの??

皆さんは「お年賀」という言葉に聞き覚えがあるでしょうか?

お年玉や年賀状は幼い頃から馴染みがあると思いますので、大抵の方はよくご存知だと思いますが、お年賀は大人のマナーなので馴染みが無い方もいらっしゃるかも知れません。

よく間違えられるのが「お年始」と「お年賀」。
実はお年始とお年賀は別のものなんですよ。

うっかり「お年賀の挨拶に伺わせていただきます」と言ったら大恥をかいてしまうかも!?

そこで知っていそうで意外と知らない大人のマナー「お年始」と「お年賀」について、その違いを交えてご紹介したいと思います。



■お年始のマナー
正月に新年を祝って年頭の挨拶に行く行為を言います。
通常は目下の者が目上の方へ挨拶に伺います。

正式には正月の三が日に挨拶に行くことを指しますが、場合によっては三が日以降でも仕事始めや商売始めなどにまわる挨拶を言うこともあります。

「お年始」に行けないような遠方の方々に、お年始の代わりに送る挨拶状が年賀状ですね。

そして、お年始の際に持参する贈り物が「お年賀」です。

ですから、事前に電話などで相手先の都合をうかがう時は「お年始に伺わせていただきます」が正解。


■お年賀のマナー

お年賀は本来お年始の際に持って行くものなので、郵送や宅配を使わずに持参するのが礼儀でしたが、近年においてはこのしきたりも崩れつつるのが実情です。

止むを得ない場合は郵送や宅配を利用しても不自然ではありません。

しかし、お中元やお歳暮ほど郵送・宅配が浸透していないので、可能な限りお年始にお伺いして手渡しする方がベターです。

また、郵送・宅配を利用する場合は、お店から直送しないのが大人のマナー。

面倒でも1度お店から自宅に引き取って、改めて自宅から郵送・宅配するようにしましょう。

http://da-inn.com/onengaimi-22312/

 

なるべく手渡しで贈りたいものですね。