外国人向けビジネスマナー⑥

■台風・洪水の時

・台風・洪水に備えて
日本では夏から秋にかけて台風が多く、強風や豪雨で、地滑りや洪水などの被害がでることがあります。強風や洪水に備えて、次のことに心掛けましょう。
家の各所を点検し、被害をできるだけ小さくするために修理や補強をしておく。
窓ガラス等は、ガムテープやビニールテープを貼って補強し、雨戸・シャッターなどがあれば閉める。
庭、あるいはベランダに出しているごみ箱、鉢植え、置物などは固定するか家に取り入れ、強風に吹き飛ばされないようにする。
テレビアンテナ類は、そえ木、針金などで補強する。
排水口や樋の中に溜っている泥、塵などを取り除き家の回りの排水をよくする。
浸水の恐れがある地域や低地に住んでいる場合は、家具、電気製品などをできるだけ高い所に移す。
停電することがあるので、懐中電灯や携帯ラジオなどを家族全員が定めたところに置いておく。
非常持ち出し品を揃え、出しやすい場所に置いておく。
最寄りの避難場所、避難経路を確認する。

・台風が来たら
強風のときには外出しない。どうしても外出する際にはヘルメットか厚手の帽子をかぶる。
折れた電柱や垂れ下がった電線には近寄らない。
気象情報に十分注意し、避難勧告や指示が出れば速やかに避難をする。特にお年寄り、病人や乳幼児がいる家庭は早めに避難する。

・り災証明
風水害の被害にあって、税の減免や猶予などを受ける場合には「り災証明」が必要です。申請書は市区町村の役所や消防署にあります。
※各市区町村役所、消防署、土木事務所(地域によって名称が異なります)に避難場所の案内及び大雨によるがけ崩れや地滑りが起きる危険性のある地域を記した「危険箇所図」があるので、自分が住んでいる地域が安全かどうかを必ず確認しておく。

■交通事故にあった時
・被害者になった時
すぐに警察署に届けます。事故の届出がされていないと、保険金支払請求に必要な交通事故証明書が受けられないことがあります。
運転していた人と、車の持ち主(運転していた人が車の所有者でない場合)の住所、氏名、車両番号、保険の加入年月日、保険会社を確認します。
軽いケガと思っても、医師の診断をうけます。

・加害者になった時
被害者の救護にあたります。(応急手当、救急車の手配)
警察署へ知らせます。