実は失礼な相槌、言い換え方

相槌は、「話を聞いていますよ」という姿勢を表すものです。態度やしぐさと同じく、会話が弾むか・弾まないかまで左右します。
しかし、敬語などの誤りには敏感でも、相槌となると自分では気づかないことも多いもの。一方で、相手の相槌が気になる、不快だと感じる人が多いのもまた事実です。
目上の人との会話の際には、失礼な印象を与えかねない相槌があります。「実は失礼な7つの相槌」と、好ましい言い換え例を見てみましょう。

■実は失礼な相槌7つ
①なるほど/なるほどですね~
②まあ、そうですね
③それも一理ありますね
④それもひとつの手かとは思いますが
⑤えー!/ほんとですか!/うそ!/まじですか!
⑥うん、うん
⑦たしかに

 

※気持ちのいい言い方に変えましょう!!
①なるほど/なるほどですね~
→「ほんとうにおっしゃる通りですね」「私もそう思います」など。

②まあ、そうですね
→「そうですね」「お話の通りです」など。

③それも一理ありますね
→「はい、(私のような者が申しますのもおこがましいのですが)それが道理と存じます」など。

④それもひとつの手かとは思いますが
→「お話いただくまで考えつきませんでしたが」「本当にそのような方法がございますね」など。

⑤えー!/ほんとですか!/うそ!/まじですか!
→「えっ初めて伺ってびっくりいたしました」「ほんとうに驚きました」など。

⑥「うん、うん」
→「はい」「はい、そうですね」、または無言で深くうなずく、など。

⑦たしかに
→「たしかに、そうですね」「たしかにおっしゃる通りと存じます」など。

相槌は、口癖に同じくあまり意識もせず、自分では気がつきにくいものです。しかし、相手との会話のコミュニケーションを図るためには欠かせない重要な役割を持ちます。時にはちょっと注意して、気を配ってみるというのも工夫のひとつと言えるでしょう。

 

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ついつい使っていた相槌があったのですぐ言い換えます。