ドイツのビジネスマナー③

同僚の輪に入るコツはスモールトーク

ドイツでは、日本で言う「飲み会」のようなものをランチタイムに行うことが多いですね。特にタイムカードを導入している会社の場合、勤務時間数さえ合っていれば、事前に上司の承諾を得て昼休憩を少し長めに取り、同僚と外食に出ることもあります。そのような機会に仲良くなれば、仕事以外でもイベントや映画に誘われることもあるでしょう。その他、一般的な集まりとして、大体どの会社もクリスマスパーティーを開催します。

そのような場で話す内容は、週末の予定や体験、趣味のこと、また食事のときであれば料理についてなど、スモールトークが多いですね。ただし、恋愛話やテレビの話などはあまり深く話しません。話すとしても、あくまで趣味の1つという感じ。特に恋愛に関する話をしないのは、そこで仕事とプライベートの線引きをしているのかもしれません。いずれにせよ、ドイツ人の同僚の輪の中に入りたいと思うなら、自分から積極的に話し掛けることが大事です。話すのはドイツ語より英語の方が得意という人が、ドイツ語での質問に対して英語で答え、上手くコミュニケーションを取っている姿を何度か見掛けたことがあります。それでも、反応するということは「聞いたことを理解しています」というアピールにもなるので、相手に受け入れられやすくなります。


http://www.newsdigest.de/newsde/features/5822-business-manner-and-communication.html