今後のキャリアを思い描くヒント【 なりたい自分がある人、ない人】

「なりたい自分」があって実現できそうな人と「なりたい自分」があるけれど実現できそうにない人。その違いは何なのか。そして「なりたい自分」がない人はどうしたらいいか。考えてみましょう。

 

●「なりたい自分」があるけれど実現できそうにない人
「なりたい自分」がある人には2種類あると思います。
<A>
テレビドラマなどの影響で「こんな風になりたい」と憧れている人
<B>
自分が経験してきたことを通して
「こんな風になりたい」というイメージが育ってきた人

<B>は、これまでの積み重ねの上に立った「なりたい自分」なので、比較的、実現の可能性が高いと言えるでしょう。

問題は<A>の人。もちろん、憧れから「なりたい自分」を思い描くことは悪いことではありません。でも、今の自分と「なりたい自分」がかけ離れていることが多いので、漠然と「なりたい」と思っているだけだとなかなか近づけません。そして、やっぱりダメだと思うと、なりたい自分が見つからない人になってしまいます。


●夢の実現には環境を変えることも大切
なりたい自分が見つからない人と、<A>のような憧れだけのなりたい自分がある人は紙一重。なぜなら、憧れ、あきらめを繰り返し、その間を行ったり来たりする人も少なくないからです。
こうした人に共通していると考えられるのは、
「いつか自分に合った仕事に巡り会えるはず」
「いつかチャンスが巡ってくるはず」
と思っていること。白馬に乗った王子様理論ですね。


実際、降って沸いたようなチャンスに恵まれ、人生が大きく変わったという人もいます。でも、それは本当に稀なこと。やっぱり、一歩一歩階段を上らないと目指す方向へは行けないのです。
なりたい自分に向けて進む一つの方法は、環境を変えることではないでしょうか。
この道、と決める自信がなければ、ちょっと触れてみるだけでもいいんです。アルバイトでその業界に入って仕事を見てみたり、スクールで勉強してみたり。やってみて違うと思ったとしても、それはあなたの経験として蓄積され、今後の判断の参考になります。
大切なのは、いいなと思ったら、やれるかどうかは別としてなんらかの形でやってみること。何もやらないよりは、きっといいですよね。

 

https://allabout.co.jp/gm/gc/294617/

 

なりたい自分を明確に決めます!!