【どうして祝日?】みどりの日ってこんな日!
政府が「みどりの日」という名称にしたのも「昭和の日」では、野党や左派勢力から批判を出ることは確実なため、昭和天皇や昭和という時代を包み隠すような、抽象的であいまいな名前にしたのだと考えられます。
この時、政府は批判等で祝日の成立が遅れることを最も嫌った。
実はこのみどりの日は、昭和天皇が崩御されてから、たったの1ヶ月半という異常なほどの早さで作られたものでした。
そのあまりの性急さに、昭和天皇を失って呆然としていた国民は、いつの間にこんな祝日になったのかと唖然となった。
なぜそこまで政府はその成立を急がなければいけなかったのか。おそらく政府が最も危惧していたのは「4月29日が平日になること」だったのです。
天皇が崩御されたのが1月7日で法案成立が2月25日。迫り来るゴールデンウィークに追われるように、みどりの日が成立した。
つまり4月29日を祝日にするのは、昭和天皇の偲ぶためというのはあくまでも建前でしかなく「ゴールデンウィークの存続」こそが政府にとって最も大切なことだったのです。