個人情報・機密情報の漏洩
企業の一員であるからには、その言動には会社の内外を問わず一定の責任がかかってくる。
やるべきこと、やってはいけないことを把握して、社会人として恥ずかしくない行動を心がけよう。
仕事上の機密情報、個人情報などは、社内の厳重に管理された環境で扱うべきもの。漏洩は「ついうっかり」では済まない事態だ。
出張や打ち合わせなどで、データを社外へ持ち出すことが必要な場合でも、上司の許可を得ること。
万が一情報流出やデータ紛失などの事故が起きた場合は、速やかな対応が必要なため、まずは上司に報告をして指示を仰ぐ。
一人の社員の失敗でも、会社全体の問題となるため、決して一人で解決しようとしてはいけない。
【やってはいけない具体例】
・本人の承諾を取らずに個人情報を外部に開示したり、機密情報を第三者へ故意に漏らす。
・機密情報や個人情報のデータを許可なく自分のパソコンに移したり、社外に持ち出す。
・機密情報や個人情報を机の上に広げたまま席を離れる。
・機密情報や個人情報の書類をシュレッダーにかけずに廃棄したり、コピーを持ち出す。
・情報が保存されているUSBメモリやCD-ROMなどを施錠しないで引き出しに保管する。
・会社宛てに届いたメールを自宅のパソコンに無断で自動転送する。
・複数の取引業者の担当者のメールアドレスをBCCでなくCCでメールの一斉同報をする。
・電車など公共交通機関の中で重要書類を広げて仕事をする。
・居酒屋などで機密情報を含む仕事の話をする。