社内人脈作り
社内で人脈を作るのは、社外人脈を広げることに比べ、労力は断然少なく、得られる効果は大きいといえるでしょう。
同じ組織に所属すると言う仲間意識は、それだけでとても大きいものがあります。
そして、同じ会社内での関わりですから、基本は協力しあう間柄ですので。
なので、社内においては、単なる「知り合い」程度でも十分、人脈と呼べる関係だと言えるでしょう。
【メリット】
①仕事の回しがよくなる
まずは、仕事の回しが格段に良くなりますね。
仕事で何かをお願いするとき、相手のことを知っているのかいないのかで、そのハードルは格段に変わります。
さらに、親しい間柄であれば、互いに無理を聞きあうといった状況もザラにあるでしょう。
②情報量が増える
仕事を進めるうえで、情報の有無とその精度は非常に重要であるのは言うまでもありません。
特に社内的にもオープンになっていない情報は、とても価値があるものです。
これらを得られるか否かを決定づけるのが、まさに社内人脈の大きさと質なのです。
③社内的な位置づけが高まる
まず、社内人脈が広いというだけで、それだけ価値がある存在だと見なされます。
(逆に、ほとんど知り合いがいないと、何か問題があるのでは?と思われることも)
そして、上司や同僚から、お願いされることが増えていきますが、それはまさに組織内で重きのある存在である、ということになりますね。
【どうやって広げるか】
①グループに入る
まずは、同じ属性のグループに参加するということが上げられます。
このグループには、フォーマルなものとインフォーマルなものがあります。
フォーマルグループ
部署、部門(OBも含む)、部門横断的プロジェクト、労働組合、・・・
インフォーマルグループ
出身学校、出身地、入社同期、社内勉強会、サークル、・・・
これらのグループに参加することで、人脈を広げることができます。
②日常的なコミュニケーション
一番、効果的なのは「他部署に顔を出して回る」ことでしょう。
さぼりと見られない程度に、他部署にいる知り合いを尋ね、情報交換をします。
すると、そこの部署にいる人たちに顔と名前を覚えてもらえて、いつしか話ができる関係になっているものです。
「喫煙室」も効果絶大ですね。
タテ・ヨコ・ナナメ、まさに縦横無尽のネットワークが作られていきます。
デスクに座っているときには、とても声をかけられないようなエライさんとも、喫煙室では気軽に立ち話ができるものです。
ここでの会話から、新たな動きが始まることも、しょっちゅうあります。
乗り遅れてはなるまいと、たばこを吸わない人が喫煙室に出入りする、なんてことも起きていますね。
あと、会社御用達の飲み屋さんで、社内の別グループと合体することもあれば、最近、復活傾向である旅行会や運動会のような社内行事も上げられるでしょう。
さて、社内人脈を広げるのに、いろいろな場所に顔を出すことは大切ですが、自ら声をかけて回る必要なない、と思うのです。
同じ組織にいて、頻繁に顔を合わせていれば、自然と話をするようになるし、周りから声をかけてくることもありますから。
人脈作りが苦手な人は、とにかく顔を出すこととし、その場では、あまり肩肘張らずに、のんびりと構えていても良いと思います。
http://www.b-zone-s.com/entry/2016/04/28/
即実行します。
社内、社外どちらも人脈を大事にします。