6電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。

会って会話をするとき、意味ありげな態度は、相手の様子から何となく分かるものです。

恥ずかしがり屋なら、顔を赤らめている様子が、見て分かります。

勇気がなくて言えなければ、もじもじした様子が、見て分かります。

「どうしたのかな」と思えば、気の利いた一言も言えるものです。

「よかったら話を聞くよ。力になるよ」と言って、話の展開を進めることができます。

意味ありげな態度を取る側も「察してほしいな」と密かに期待しています。

 

しかし、電話では、相手の姿が見えません。

恥ずかしがったり、もじもじしたりしても、見えません。

「察してほしいな」と思っても、察しにくい状況です。

意味ありげな態度を取っていると、本当に「何もない」と思われるのです。

電話で、意味ありげな態度は不要です。

意味ありげな態度をとっても、すれ違いが増えて、余計にストレスがたまるだけです。

むしろ、はっきり意味のある態度を取るほうがいいのです。

言いたいことは、はっきり言いましょう。

言いにくいことは、勇気を出して言いましょう。

恥ずかしいときには「恥ずかしいな」と、わざわざ言葉に出したほうがいいです。

態度が見えない分、心の内はしっかり表現します。

気持ちを表に出すから、相手にきちんと伝わるのです。

まとめ
感じのいい電話対応のマナー その7
電話では、気持ちを出し惜しみせず、きちんと表に出す。

 

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想いを言葉にしましょう。