室内でやっておきたい花粉対策とは?

花粉は大気中に潜んでいる小さな粒子ですので、人の目で確認する事はできません。十分に対策を取っても完全に花粉をシャットアウトするのは困難。ですので、いかにして素早く花粉に対応するかがカギとなります。ここでは室内に入り込んでしまった花粉の対処法についてお話しします。


■こまめな掃除で花粉を浮遊させない。
室内に侵入して来た花粉は、しばらく空気中を舞った後に床に落ちます。そのままにしておくと再度室内を浮遊してしまいますので、それを防止するためにもこまめな掃除は欠かせません。空気清浄機や、エアコンにそいういった機能がついているものを活用してもいいでしょう。加湿器も室内で舞っている花粉を湿らせて重くなった所で床に落ち掃除がしやすくなります。


■花粉の入り口をガードする、外からの侵入対策
屋内に花粉が入り込む場所と言えばやはり「玄関」と「窓」です。この2ヶ所にしっかり対策を施して、花粉をシャットアウトする事が大切です。

【玄関の花粉症対策】
玄関にマットを置いているご家庭を多いと思いますが、実はこの玄関マットは花粉が蓄積しやすく花粉症にはあまり良くありません。特に花粉の飛散が激しい季節は玄関マットの使用は避けたほうが良いでしょう。代替として長めののれんや網戸を設置すると花粉の侵入予防になり便利です。花粉防止スプレーか静電気防止スプレーをするとさらにベター。また、帰宅したらドアはしっかり閉めましょう。

【窓の花粉症対策】
花粉の飛散が特に多い日や時間帯には極力窓は開けないようにします。また、窓にはカーテンのみでなくレースのカーテンもつけておいた方が良いでしょう。窓側のレースカーテンは花粉のブロックに役立ちます。花粉対策用のカーテンだとさらに効果的。またカーテンは定期的に掃除機をかけましょう。日ごろからカーテンや網戸には花粉防止スプレーをするなどしてメンテを心がけて。換気口部分からも花粉が侵入してくる場合がありますので、不織布を付けるなどしてこちらもブロックする事を忘れずに。


■洗濯やふとんは干し方に注意して花粉を持ち込まない
花粉の飛散が特にひどいときは洗濯物や布団を外に干すのは避けましょう。かろうじて花粉の飛散が控えめの日に洗濯物や布団を干す場合は、取り込む際に花粉を良く払いましょう。そのまま室内に花粉を持ち込まないように気をつけます。ただし布団たたきなどで叩くのは良くありません。ブラシなどで丁寧に花粉を払いましょう。


■部屋環境に気をつける。静電気対策も大切。
室内に花粉がたまらないような環境作りを心がけましょう。静電気が起こりやすいパソコンやテレビの汚れを定期的に取り払いましょう。花粉症の季節には特に物を増やさないよう、また直接床に物を置いたりしないように整理整頓を意識しましょう。


■部屋の湿度に注意する。乾燥は花粉症の大敵
花粉症対策としての室内は、大気中の花粉を抑えられる湿度である40~50%にキープしましょう。人の皮膚や粘膜を乾燥させすぎないのにも適切な湿度です。

 

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