仕事で成功する人は知っている“ビジネスマナー”③
ビジネスマナーその3:スピードを意識する
3日後の100%よりも翌日の60%
ビジネスマンは、上司に質の高い成果を提出したいものです。
しかし実は、上司は部下に対して100%の結果などはなから期待していません。
60%で上がってきたものにアドバイスすることで、100%へと導いていくのが上司の役割というものなのです。
部下にしても、締め切りをフルに使って完成させたものが、そもそも方向性を間違えている、という最悪の事態を回避することができます。
速さは客観
一番最初に出された答えは、それが合っていようが間違っていようが、誰の目にも一番最初に出された答えなのです。
それに学生の試験じゃないんだから、ビジネスでは、一度出した答えを、あとから手を回して修正することもできます。
つまり、翌日に100%を提出できるようなスーパービジネスマンでない限り、多少質が劣ってもスピードを意識した仕事をすべきなのです!
どうでもいい仕事から片づける
小さい仕事―たとえば、ちょっとした調べ物、コピー、届け物、こうした誰でもできる簡単な仕事は、やろうと思えばすぐにできるし、早くやってみせれば、大きい仕事を成し遂げたのと同じだけの印象点が得られます。
つい後回しにしがちな小さな仕事は、忘れやすいです。
そして、そのようなことが続くと「どうでもいい仕事はやらない人」というレッテルを貼られ、ビジネスマンとしての信用を失ってしまいかねません。
大きな成果を求めることも必要だが、同時にコツコツと堅実に仕事をこなし、基礎力を身に着けることも大切です。