男女必見!北新地ホステスに学ぶ『おもてなし』のマナー14
Ⅱ お客様との対応
4 お客様の興味を示す話題に集中し、貴女の興味本位にならぬよう注意すること。
以前にも書きましたが、
お客様が何を求めてご来店されているか、
事前に情報収集出来るならしておきましょう。
その場で積極的に話題に出した方がいい企業名や商品や、その逆のものもわかるはず。
お客様が複数名でご来店されるなら、
複数名のホステスの間で役割分担・情報共有等の事前準備が本番の成功の鍵となるでしょう。
しかしながら、初対面のお客様の場合は、何に興味を示されるのかはわかりません。
その場合は、まずはお客様を見て
『見た目でわかるお相手の方の素敵なポイント』を褒めてみましょう。
わかりやすいものを挙げるなら、腕時計の有無でも会話のきっかけになります。
例1)腕時計をつけていないならそういったお仕事なのか、
またはつけるのが苦手なのか
(メタルバンドだと腕の毛がからまるから苦手、という人は実は多いです)
例2)つけている腕で右利き左利きか、利き腕あるある
例3)見たままの色やデザインを『かっこいいですね』
『とても高価そうですね』、 等々。
お相手の方は、自分の褒めて欲しいポイントを褒められたら、
きっと進んでそのことについてお話してくださるでしょう。
その話題について既に自分が知っていることでも、
初めて聞くようなことでも、『主役はお客様』を意識することが大事です。