会社関係の弔事(葬儀・通夜)マナー 弔電や服装は?②
お通夜の服装…仕事関係の参列者は喪服が一般的
そもそもお通夜は「急いでかけつける」もの。服装は喪服でなくても失礼にあたりません。色も黒でなく、濃紺や濃いグレーであれば問題ありません。地域によっては、お通夜に喪服を着ていくことがかえって失礼にあたることもあります。その理由は、準備していたかのように見られるから、というものです。
喪服がかえって失礼って考えたことなかった(´△`)
確かに準備していたかのように思う人もいるかもしれませんね!
ただし、近年は葬儀・告別式は家族や親しい人だけで行い、仕事の関係者はお通夜だけに参列する傾向が強くなっています。その場合は、喪服で参列しても失礼ではありません。
首都圏では葬儀斎場や火葬場の予約がすぐに取れないため、亡くなられて数日後にお通夜が行われることがあります。その場合も喪服で参列することになります。
お通夜・告別式の服装…アクセサリーやバッグにも注意
バッグの色は黒に限ります。さらに、光沢素材やデザインが派手なものは避けましょう。女性のアクセサリーは、白や黒のパールや黒珊瑚のネックレスやブローチが無難です。パールは一連のものとし、二連は避けます。
男性は金の腕時計をしないように気をつけます。靴も黒系で地味なもので茶系は避けるのが無難です。エナメルやスエード素材、目立つ金具がついている靴も避けてください。
冬場の場合、コートの色はやはり黒・紺・グレーがよいでしょう。いくら色が地味でも毛皮や革のコートはNGです。またカジュアルなデザインのコートやダウンジャケットなどの着用も控えましょう。
革もNGなんですねΣ(゚д゚lll)まったく思ってもなかった!
夏場の場合、透けた素材やノースリーブ、ミニスカート、肌の露出が多いキャミソールなどの服装はNGです。
派手なメイクはNGですが、逆にノーメイクもよくありません。長い髪はシンプルにまとめ、目立つネイルアートは必ず落としましょう。男性のシャツは、色柄のついていない白無地のシャツを選んでください。