報連相の重要性

仕事をしていくうえで基本となるものが、上司への「報告」「連絡」「相談」です。
これらは略して「ホウ・レン・ソウ」と呼ばれています。野菜のほうれん草になぞらえたものです。
会社はひとりの力ではなく、みんなが力を出し合って支えられています。チームワークが重要となるため、 必要な情報を自分だけが持っているのではなく共有していかなければなりません。
例えば、取引先とのやりとりで自分がミスをしてしまったとしましょう。このときに上司にすぐ連絡や相談をしていれば、 被害を最小限にしてトラブルを未然に防ぐことができます。
もしも、自分だけで解決しようとして上司に報告しなかった場合、 取引先から上司にお叱りの電話が入り、会社の信用を失うことになるかもしれません。
新入社員で上司に話しかけにくい場合は、普段から上司との間に話しやすい雰囲気をつくっておくことも必要となります。 会社の飲み会や懇親会などを利用して上司との距離を縮めておきましょう。

●報告
上司への報告は部下の義務です。良い結果もそうですが、悪い結果の時も 事実をありのまま伝えることが大切です。私見で「○○だと思います」というのはダメです。
また、上司に聞かれる前に自分から積極的に報告しなければなりません。上司に言われるのを待っているようでは ビジネスマンとして失格です。

●連絡
連絡はすばやく正確に伝えることが重要です。チーム内で情報を共有できていなければ良い成果が得られなくなります。 上司への連絡は些細なことでも行うようにしましょう。自分で判断するのはいけません。
連絡の手段ですが、一番よいのは直接話すことができる電話です。 しかし、上司が忙しくてなかなか電話に出ることができない場合は、 メールやFAXなどの記録が残る形で行うとよいでしょう。

●相談
独断で判断してしまうと、業務で大きなトラブルになりかねない場合があります。 問題やトラブルになりそうであれば、早めに上司に相談しなければなりません。
相談する際は、問題点を紙に書き出して整理しておくとスムーズに運ぶことができます。 また、自分で代案を考えておくと自分の実力が向上します。
ただし、何でもかんでも相談すればよいというわけではありません。 毎回上司に指示を仰いでいるようでは成長することはできないでしょう。
相談するタイミングも見極めてください。上司が忙しそうなときに話しかけても仕事の邪魔になります。

報連相プラス確認
さらに報連相と並んで大切なのが「確認」です。
「報告」「連絡」「相談」それぞれの場面でくり返し「確認」をすることで、ミスを未然に防ぐことができるようになります。
報連相はできていてもこの確認を怠っている人が多くいます。忘れないようにしましょう。

 

http://www.levelup99.net/businessmanner/cate1post5.html


ビジネスシーンで一番良く聞く言葉です。
自分のためにも相手のためにもしっかりやります。